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激動の昭和から平成に入り上昇率は緩やかにはなりましたが、大分県の晩婚化は着実に進んでいます。

1970年代半ばから婚姻件数・婚姻率ともに低下傾向となり、未婚化・晩婚化・少子化は長期的な社会問題となっています。内閣府による調査によると、直近で確認できている2016年は過去最低記録を塗り替え、ピーク時の1970年代前半に比べると約半分程度の水準になっているそうです。

こうした結婚に関わる社会問題は日常的に耳にされると思いますが、今回は特に、大分県の晩婚化にスポットを当てて記事にしたいと思います。

大分県の平均初婚年齢・市町村別を見てみると、軒並み同じレベルで晩婚化が進んでいて市町村別の差は少ない。

平成29年
大分県全体30.229.1
大分市30.129.1
別府市30.429.2
中津市30.028.6
日田市30.829.1
佐伯市30.329.4
臼杵市30.329.4
津久見市30.730.6
竹田市30.328.5
豊後高田市30.829.4
杵築市29.729.3
宇佐市30.329.5
豊後大野市29.128.2
由布市30.929.4
国東市30.328.4
姫島村24.231.8
日出町28.628.1
九重町28.930.7
玖珠町29.528.5

だいたい大分県民は30歳前後で結婚しているのがわかります。この20年で見てみると、男女ともに2歳程度の晩婚化が進んでいます。日本全体、世界全体(特に先進国)で見ても晩婚化は進んでいます。大分県が特別な問題になっているわけではありませんが、大分県も問題にはなっているのが現状です。

大きな理由としては、進学率の上昇や女性の社会的地位の向上・経済的な自立と就業意欲の高まり、時間やお金を自分に使いたい個人主義の浸透など、いくつもの原因が理由として議論されています。

そもそも晩婚化は何が問題なの?結果、結婚すれば晩婚化は問題にならないんじゃないの?

最も懸念されている影響としては少子化の進行を助長する要因であることのようです。少子高齢化による社会への影響は想像に難くないですね。実際のところ、晩婚化が原因で少子化が進んでいるという根拠には賛否両論あります。しかし、晩婚化の進行に伴い、少子化も進んでいるという実績はデータで示されています。

当然一概に言えることではありませんが、子育てには体力や精神力が要りますので、30歳を超えて初めて子供を授かり、仕事を続けながら育児をこなすのは大変なことだ!という事は火を見るよりも明らかで、少子化に因果関係があると考えるのは当然の流れかもしれません。

男性は「経済的な余裕がないから」「出会いがないから」、女性は「出会いがないから」「理想の相手が見つからないから」「独り身の自由さ気楽さ」が晩婚化の理由

調査によると、男性も女性も70%以上の方が「結婚したい」と回答していますので、原因の解決に努めれば晩婚化は改善につながります。

こうして晩婚化についてデータを見ながらまとめてみると、結婚相談所の役割を改めて考えさせられます。「出会いがない」「理想の相手が見つからない」こうした晩婚化の理由は、私たちが寄与できる点であり、社会問題の解決に直結する内容だということです。

婚活に取り組む皆様お一人お一人が、日本や大分県の晩婚化対策を考えながら活動するわけではありませんし、結婚相談所も社会問題の解決のために婚活支援するわけではなく、お一人お一人の幸せな結婚を目指してお手伝いするわけですが、こうした社会問題をしっかりと把握し、その解決に寄与して社会貢献できる組織であることも自覚した結婚相談所でありたいと思います。

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